FC琉球MF永長鷹虎が5月3日の明治安田J3リーグ第11節・ガイナーレ鳥取戦で後半途中から出場。リードされている状況で投入されたが得点に絡む働きはできず、チームは6試合ぶりの黒星を喫した。川崎フロンターレからの育成型期限付き移籍で今季加入した22歳は試合後、得点・アシストなど目に見える結果を出す必要性を再確認している。

上写真=57分から投入された永長は右サイドで個人技を発揮する場面もあったが、得点に絡む働きはできず(写真◎石倉利英)

■2025年5月3日 J3リーグ第11節(@Axis:観衆2,196人)
鳥取 2-0 琉球
 得点:(鳥)三木直土

「もっと回数を増やせれば」

 0-1とリードされていた57分、MF茂木駿佑との交代で投入されて「負けていたので、とにかくゴールに向かっていくことを考えていた」という。右サイドに入り、持ち味の個人技を生かした突破などで流れを変える働きを目指した。

 63分に0-2とされた琉球は、サイドからのクロスを多用して得点を狙った。87分には右サイドでスローインを受けた永長が左足でクロスを送るも、DF鈴木順也のヘッドは左へ。自身のシュートはゼロで、試合後は「クロスや、シュートを打たないと得点は入らない。しっかり上げ切ろう、打ち切ろうとやっていましたが、なかなか上げ切ることができなかったので、もっと回数を増やせれば」と反省点を口にした。

 開幕5試合で1分け4敗だった琉球は第6節で初勝利を挙げると、前節まで無敗を続けていたが、6試合ぶりの黒星。巻き返しに向けて自分自身に求められることを問われると「まだ結果が出ていないので、結果を出せるようにしたい」と語った。

 2022年に川崎Fに加入し、23年途中からは育成型期限付き移籍でJ2、J3のクラブでのプレーを続けている。これまでの経験を踏まえて「(求められるのは)やっぱり結果だと思う。自分の良さは出しつつ、目に見える得点を取れるようにしたい」と決意を新たにしていた。

取材・写真◎石倉利英


This article is a sponsored article by
''.