ガイナーレ鳥取MF永島悠史が、2022年シーズン限りでの現役引退を発表した。U-15から京都サンガF.C.のアカデミーで育ち、U-18時代の2013年にはU-17ワールドカップに出場。2015年に京都のトップチームに昇格し、8シーズンでプロキャリアに終止符を打った。

上写真=2021年から鳥取でプレーしていた永島が現役引退を発表(写真◎石倉利英)

「次のステージでも自分らしく」

 1996年7月12日生まれ、京都府出身の永島は山田荘SCから京都U-15に進み、同U-18に昇格。2013年にはUAEで開催されたU-17ワールドカップのメンバーに選ばれ、ラウンド16までの4試合中、先発2試合を含む3試合に出場した。

 2015年にトップチームに昇格し、同年のJ2リーグでは7試合に出場したが、2年目は公式戦出場なしに終わり、17年にFC岐阜に期限付き移籍。19年に完全移籍に移行して計4シーズン在籍したのち、21年からは鳥取でプレーしていた。

 クラブを通じて発表された本人のコメントは以下の通り。

「今シーズン限りでプロサッカー選手を引退することを決断しました。
 
 5歳のときにサッカーを始め、これまで21 年間サッカーを続けてきました。

 17歳のときにU-17のW杯に出場し、それ以来、再び日の丸を背負って戦うことを目標にプロの世界に入り、これまで日々全力で取り組んできましたが、結果は遠く及びませんでした。思い描いていたプロ生活とは違い、うれしいことや楽しいことより、つらいこと、苦しいことの方が多いサッカー人生ではありましたが、それでもサッカー選手として過ごしてきた8年間は、とても幸せな時間でした。

 京都サンガF.C.、FC岐阜、ガイナーレ鳥取で出会った選手、監督、コーチ、トレーナー、スタッフ、ファン、サポーター、スポンサー企業の皆さま。多くの方に支えられて、ここまでプレーすることができました。ありがとうございました!

 これからは別の道を歩みますが、次のステージでも自分らしく頑張っていきます!

 8年間、本当にありがとうございました!」


This article is a sponsored article by
''.