ガイナーレ鳥取が、朝鮮大のMF文仁柱(むん・いんじゅ)の加入内定を発表した。U-23北朝鮮代表のレフティーで、正確なキックを駆使してのチャンスメークや得点力、守備でのハードワークが評価されている。

上写真=鳥取への加入内定が発表された文仁柱(写真◎GAINARE TOTTORI)

攻守両面での活躍に期待

 1999年8月22日生まれ、埼玉県出身の文仁柱は、埼玉朝鮮初中級学校の初級部と中級部、東京朝鮮中高級学校高級部を経て、朝鮮大でプレー。中心選手として活躍し、2020年1月には東京五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)のU-23北朝鮮代表にも選出されている。

 左足から繰り出す高い精度のキックが武器で、セットプレーのキッカーとなるほか、広い視野と展開力でゲームメーク能力も高い。ラストパスや得点力などゴール前でも相手の脅威となるほか、球際の強さを生かした守備でのハードワークも光るなど、攻守両面での活躍が期待されている。

 クラブを通じて発表された本人のコメントは以下の通り。

「2022シーズンからガイナーレ鳥取に加入することになりました、朝鮮大学校の文仁柱です。
 
 小さい頃からの夢であったプロサッカー選手を、このクラブでスタートできることを大変うれしく思います。
 
 自分をここまで育ててくれた両親、指導者、自分にかかわってくださった、たくさんの人たちには本当に感謝しています。
 
 これからは1日でも早く試合に出て、自分が鳥取と在日同胞社会を盛り上げられるように頑張っていきます。
 
 これから応援よろしくお願いします」


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