ガイナーレ鳥取の新しい監督に、前鹿児島ユナイテッドFC監督の金鍾成(キン・ジョンソン)氏が就任することが発表された。開幕から勝ち点を伸ばせず、5月6日に解任された髙木理己前監督に代わって指揮を執る。

上写真=鳥取の新監督に就任した金鍾成氏(写真◎J.LEAGUE)

琉球をJ2昇格に導く

 金鍾成氏は1964年4月23日生まれ、東京都出身の57歳。現役時代は在日朝鮮蹴球団、ジュビロ磐田、コンサドーレ札幌でFWとしてプレーし、北朝鮮代表でも活躍した。引退後は指導者となり、2016年に当時J3のFC琉球の監督に就任すると、18年にJ2昇格に導いている。19年から鹿児島の監督を務めて昨季も指揮を執っており、J3での指導経験は豊富だ。

 鳥取は今季、明治安田生命J3リーグで第7節までを終えて2勝1分け4敗。15チーム中12位という成績不振を受けて、就任3年目の髙木理己監督が5月6日に解任された。J2復帰に向けて手腕が期待される金鍾成氏は、クラブを通じて「シーズン途中での監督交代という混乱をしっかり受け止めて、強い気持ちで戦っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします」とコメントを発表している。


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