FC今治は1日、FW内村圭宏が2019シーズンをもって現役を引退することを発表した。同選手は03年に大分でキャリアをスタートさせ、愛媛、札幌を経て、19年に今治に加入。昨年11月に契約満了が発表されていた。

上写真=昨季はJFLで26試合に出場した内村(写真◎石倉利英)

キャリア通算99ゴールを記録

 昨季限りでの退団が決まっていた内村は、今治のクラブ公式サイトを通じて「プロサッカー選手を引退することを決めました。これまで関わってくれた全てのチームメイト、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々、サッカー関係者の皆様に感謝しています。これからも変わらずサッカーを楽しみながら生きていこうと思っています。17年間本当にありがとうございました」と引退を報告し、感謝の意を伝えた。

 内村は大分高校を卒業後、03年に地元の大分トリニータに入団。07年から期限付き移籍で愛媛FCに加入し、完全移籍に切り替わった09年には自己最多となる18得点を記録した。その活躍が認められ、10年にコンサドーレ札幌へ移籍すると、11年に12ゴールを挙げてJ1昇格の立役者となり、16年にも11ゴールを挙げてチームを再びJ1に導いた。18年シーズン終了後に札幌を退団し、昨季加入したFC今治ではJFLで26試合7得点を記録。チームのJ3昇格に貢献した。

内村圭宏(うちむら よしひろ)
■生年月日
1984年8月24日(35歳)
■身長/体重
174cm/67kg
■ポジション
FW
■出身地
大分県
■経歴
大分高校→大分トリニータ→愛媛FC→北海道コンサドーレ札幌→FC今治
■通算出場記録
J1:73試合4得点
J2:314試合85得点
リーグカップ:17試合1得点
天皇杯:12試合2得点
JFL:26試合7得点


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