横浜FCは19日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で明治安田生命J2リーグの開幕戦(大宮戦・14時キックオフ)に臨む。2022シーズンの新戦力であり、キャプテンを務める長谷川竜也がオンラインで取材に応じ、意気込みを語った。

上写真=オンラインで取材に応じた横浜FCの新キャプテン、長谷川竜也(写真◎スクリーンショット)

竜也なら引っ張っていける(四方田監督)

「いよいよ開幕だなという気持ちと、身が引き締まる思いです」

 新加入ながらキャプテンを務める長谷川は、自身初めてとなるJ2リーグの開幕戦に臨む心境を明かした。

 今オフに川崎フロンターレから加入。J1王者チームから移籍することを決めたのは「環境を変えてチャレンジしたかった」のが理由。「横浜FCの目指すビジョンにすごく共感して力になりたい」と思ったという。

 キャンプでもその言葉の通り、長谷川は前向きな姿勢でトレーニングに取り組み、チームをけん引した。四方田修平監督もその姿勢を評価。「竜也には他の選手を引っ張っていける力があるし、明るくて協調性、社交性もある。若い選手からベテランまでコミュニケーションを取っていける」と、キャプテンに任命した。新生横浜FCの中心選手として、大きな期待を寄せている。

 長谷川は川崎F時代に「出てる選手、出てない選手の違いは関係なくチームの雰囲気をつくっていく」ことが大切であることを学んだという。チーム一丸となって戦えるかどうかは、成績にも大きくかかわってくる。「口で言うよりも行動で示せるように意識してやりたい」と、自らの行動でしっかりそのことを示していくつもりだ。

 始動日から「自分たちの目指すサッカー」の実現に取り組み、練習試合を通じて出た課題も開幕に向けて修正できたと話す。「チームの雰囲気はいいですし、仕上がりも良いと思います」と、長谷川は自信も口にした。19日に臨む大宮との開幕戦は「スタートダッシュをかませるか、かませないかというのは大事。内容よりも結果にこだわってやっていきたい」と重要な一戦と位置づけている。

 J1復帰を目指して戦う長く激しいリーグ戦のスタート。長谷川キャプテンは勝利をつかむために、強い決意を胸にピッチに立つ。


This article is a sponsored article by
''.