ファジアーノ岡山は1月6日、栃木SCからDF柳育崇が完全移籍で加入することを発表した。2021シーズンは42試合すべてに出場し、8ゴールを記録してチーム得点王にもなっていた。

上写真=栃木で8ゴールを挙げた柳育崇が、岡山へ覚悟の移籍(写真◎J.LEAGUE)

「後悔しないためにも、感謝の気持ちと覚悟を持って」

 188センチの長身を生かして8ゴール。栃木SCの2021シーズンのチーム得点王が、ファジアーノ岡山に移籍することになった。DF柳育崇が新たな挑戦をスタートさせた。

 アルビレックス新潟から移った2020シーズンから栃木の守備の要であり、得点源だった。キャプテンも務めてチームをリードしてきただけに、移籍には驚きも伴った。岡山のファン・サポーターには元気よくあいさつ。

「ファジアーノ岡山に関わるすべての皆さまへ。
 はじめまして、栃木SCから来ました柳育崇です。
 まずは、ファジアーノ岡山でプレーさせていただける機会を与えてくれたクラブに感謝します。
 一日も早く皆さんに認めていただき、目標であるJ1昇格を果たすべく全力を尽くします。
 早くスタジアムで皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
 熱い応援をよろしくお願いいたします!」

 栃木では2シーズンを全力で過ごして、そのプレーぶり同様に熱いメッセージを残した。

「栃木SCに関わるすべての皆様へ。
 明けましておめでとうございます。
 改めまして、2021年は栃木SCを応援していただきありがとうございました。
 皆さんの応援が力になり、我々選手は最後まで走り抜くことができました。
 そしてこの度、ファジアーノ岡山に移籍することを決断しました。
 この決断に至るまでにたくさん悩み、多くの時間が必要でした。
 僕自身、栃木を離れることがこんなにも寂しく感じるとは思いませんでしたし、それほど濃い時間を過ごしたのだと感じています。
 特にキャプテンとしてプレーさせていただいた昨年は、選手としても、人間としても多くのことを学び、勝つことの喜びや難しさをこれまで以上に実感しました。
 時には苦しいときもありましたが、素晴らしい仲間と、どんなときにも応援し続けてくれた皆さんの存在が僕に勇気を与えてくれました。
 心から感謝しています。
 それでもこの決断に至ったのは、自分がもっと成長するためには新しい環境に身を置くべきだと感じたからです。
 2年前に初めて栃木に来た時のように、新しい環境でゼロから挑戦することで、自分はさらに成長していけると信じています。
 更なる上に行くためにも、この決断を後悔しないためにも、感謝の気持ちと覚悟を持って岡山の地で戦います。
 2年間本当にありがとうございました!」

柳 育崇(やなぎ・やすたか)
■生年月日:1994年6月22日
■ポジション:DF
■身長/体重:188cm/86kg
■出身地:千葉県
■経歴:鹿島アントラーズジュニア - 鹿島アントラーズJrユース - 八千代高 - 専修大-アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール)- アルビレックス新潟 - 栃木SC - アルビレックス新潟 - 栃木SC
■出場記録
J2:81試合14得点
リーグカップ:5試合0得点
天皇杯:5試合0得点


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