V・ファーレン長崎は12月14日、MFルアンの退団を発表した。2020年に加わって31試合6得点、21年は16試合1得点という記録を残して去ることになった。

上写真=長崎の背番号10、ルアンがチームを去ることに(写真◎J.LEAGUE)

2年で47試合7得点

 ブラジルからやって来たひらめきのアタッカーが、J1昇格を達成できず、志半ばでV・ファーレン長崎を去ることになった。2020年にブラジルの名門、アトレチコ・ミネイロから加わると、独特の攻撃センスを発揮してJ2リーグで31試合に出場、6ゴールを挙げて終盤まで昇格を争う原動力となった。

 しかし今季はJ2で16試合で1ゴールと低調。5月15日のジェフユナイテッド千葉戦を最後に先発から遠ざかり、その後も2試合で終盤の数分にプレーしただけだった。背番号10をつけたMFは、クラブを通して最後のあいさつを伝えた。

「今まで僕のことを応援してくれて本当にありがとうございました。長崎での2年間は私の人生の中で大きなチャレンジ・経験でした。V・ファーレン長崎やファン・サポーターの皆さんの未来が成功することを願っています」

ルアン(Luan Madson Gedeao de Paiva)
■生年月日:1990年8月11日(31歳)
■ポジション:MF
■背番号:10
■身長/体重:170cm/69kg
■出身地:ブラジル
■経歴:アトレチコ・ソロカーバ - ポンチ・プレッタ - アトレチコ・ミネイロ(以上、ブラジル)- V・ファーレン長崎
■出場記録
J2:47試合7得点
天皇杯:2試合0得点


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