レノファ山口FCは12月1日、シーズン途中からチームを率いている名塚善寛が、2022シーズンも引き続きトップチームの指揮を執ると発表した。今年9月29日に渡邉晋監督の後を受け、ヘッドコーチから昇格した。

上写真=来季も山口を率いることになった名塚善寛監督(写真◎J.LEAGUE)

就任後10試合は2勝4分け4敗

 山口は1日、名塚善寛監督との契約を更新し、2022シーズンもトップチームの指揮を執ると発表した。名塚監督は前任の渡邉監督が退任したことを受けて9月29日に就任。以降の10試合で、2勝4分け4敗の成績を収め、順位を17位から15位に上げ、残留を確定させていた。

「レノファ山口を支えてくれる、パートナー、そして、ファン、サポーターの皆様、いつもありがとうございます。今シーズンもコロナ禍の中、共に戦っていただきありがとうございました。
 このたび、2022シーズンの指揮を執らせていただくこととなりました。シーズン途中から指揮を執らせてもらい、来シーズンも続けて指揮をとるチャンスを与えて頂いたクラブに感謝しています。
 攻守にアグレッシブなサッカーで、みなさまに応援したいと思っていだけるようなチームを、選手、コーチングスタッフ、チームスタッフ、チームを支えてくださるみなさまとともに作っていきたいと思います。今シーズンも残り1試合あります。これまでと変わらずに、目の前の試合の勝利のために全力で戦いますので、最後まで共に戦ってください。よろしくお願いします」

 引き続きチームを率いることが決まった名塚監督は、この通りメッセージを発信。来シーズンはキャンプから監督として指揮を執り、チームの順位アップを目指す。

■名塚善寛(なつか・よしひろ)
・生年月日:1969年10月7日(52歳)
・出身地:千葉県
・選手歴:習志野高→フジタ工業→ベルマーレ平塚→コンサドーレ札幌
・代表歴:バルセロナ五輪日本代表、日本代表
・指導歴:コンサドーレ札幌U-12コーチ→コンサドーレ札幌U-15 監督→コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌) コーチ→レノファ山口FCコーチ→レノファ山口FC監督


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