ジュビロ磐田が優勝だ! 明治安田生命J2リーグ第41節でジュビロ磐田が優勝を決めた。アウェーのザスパクサツ群馬戦では0-0で引き分けたが、2位の京都サンガF.C.がジェフユナイテッド千葉に引き分けたために決定した。

上写真=ジュビロ磐田がJ2優勝!(写真◎J.LEAGUE)

「みんなにおめでとうと伝えたい」と服部ヘッドコーチ

 すでに第39節でJ1昇格を決めていたジュビロ磐田は、11月28日の第41節はザスパクサツ群馬とのアウェーゲームだった。試合は0-0で終わって勝ち点1を積み上げるにとどまったが、トータルで88ポイントとして、京都サンガF.C.が引き分け以下なら優勝が決まることになった。

 先に試合を終えていた磐田の選手たちは、ピッチの上でジェフユナイテッド千葉と京都の試合の結果を待ち、0-0で終わったことが伝わるとみんなで飛び跳ねて優勝を喜んだ。

 体調不良の鈴木政一監督に代わって指揮を執っている服部年宏ヘッドコーチは「ジュビロ磐田に関わるすべての人に感謝していますし、みんなにおめでとうと伝えたい」と喜んだ。「なかなかサッカー人生の中でリーグ優勝は何度もあるものではないので、このチャンスをみんなでつかみ取ろう」と話して送り出したという。「勝てれば最高だったけど、優勝という結果が出たことは本当に良かった」とかみ締めた。

 大井健太郎も「引き分けという結果でしたけど、リーグ戦は1年の結果なので非常にうれしいです」とクールに喜んだ。「昇格のときはみんな喜びが爆発するよりは優勝のときに取っておいた感じなので、みんな今日は喜ぶのではないか」と、昇格と優勝と2つの目標を達成して、心から喜べることになった。

 そのW目標については、遠藤保仁も「今シーズンの目標だったJ1昇格とJ2優勝を成し得たので、非常に満足しています」と振り返る。「チーム全体として向上心を持った結果で、シーズン初めに必ずJ1に戻る意識でやって来たので、みんなの力が合わさった結果だと思います」と一体感を強調した。

 昇格のときと同様にアウェーでの決定だったから、最終節はホームに帰って優勝報告ができる。「一緒に苦しんでくれて戦ってくれたサポーターに結果という恩返しができてよかった」「最後は勝って終われるようにがんばります」と大井。12月5日はみんなで喜び合う最高の日になりそうだ。


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