V・ファーレン長崎は11日、玉田圭司が2021シーズンをもって現役を引退すると発表した。柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪でプレーし、日本代表でも活躍したFWがスパイクを脱ぐことになった。

上写真=長崎の玉田圭司が元気引退を発表した(写真◎J.LEAGUE)

11月11日、11時11分に発表

 23年目のシーズンを戦っている玉田圭司が、今季限りの引退を発表した。1999年に柏でデビューを飾り、その後、名古屋、C大阪でも活躍。2019年から長崎でプレーしていた。

「突然ですが、私、玉田圭司は、2021シーズンをもって現役を引退することを決めました。まずは、今日11月11日11時11分に発表したいという僕のわがままを聞いてくださったクラブにとても感謝しています。3年間でしたが、長崎のサポーターの皆さんの温かさを感じることができました。本当にありがとうございました。そして、これまでお世話になった柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪、日本代表の関係者、ファン・サポーターの方にも感謝の想いを伝えたいです。今シーズンもあと1カ月をきり、4試合を残すのみとなりましたが、笑ってシーズンが終われるよう毎日を楽しく過ごしたいと思っています。ありがとうございました」

 日本代表でも活躍し、ドイツW杯のブラジル戦の先制ゴールは今も語り草だ。今年41歳となったFWは今季のJ2でここまで17試合に出場し、2ゴールを挙げていたが、自身の背番号である「11」に関連する11月11日の11時11分に引退を発表した。

 長崎の背番号11の姿を見るチャンスはあと4試合。ホーム最終戦となる11月28日の岡山戦の試合後に引退セレモニーを行なう予定となっている。

■玉田圭司(たまだ・けいじ)
・ポジション:FW
・背番号:11
・生年月日:1980年4月11日
・身長/体重:173/68
・出身地:千葉県
・Jリーグ初出場:1999年3月13日
・Jリーグ初得点:2002年8月31日
・日本代表歴:72試合・16得点
・経歴:習志野高→柏レイソル→名古屋グランパス→セレッソ大阪→名古屋グランパス→V・ファーレン長崎


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