ジェフユナイテッド千葉の見木友哉が愛媛FC戦を前にオンラインで取材に応じた。前節の磐田戦で6試合ぶりにゴールを記録。リーグ中断明け後、初めてのゴールでもあったが、ここからさらに結果にこだわっていきたいと話した。

上写真=今季、チームトップの8ゴールを決めている見木友哉(写真◎J.LEAGUE)

磐田戦で6試合ぶりのゴール

 前節の磐田戦、先制点を挙げたのが見木だった。末吉塁の果敢な突破で得たPK。「とくにキッカーが決まっていたわけではなかった」が、スッとボールを抱えると、自分が蹴るという意思を表示し、きっちり決めてみせた。「最近、点も取れていなかったですし、塁くんは蹴らないだろうと思っていました。なので、すぐにボールを取りにいきました。コースは蹴る前から決めていましたし、良いコースに蹴れたと思います」と自ら振り返った通り、迷いのないキックだった。

 チームは逆転負けを喫することにはなったが(1-3)、記録した1点は見木にとって大きな意味があった。リーグの中断前に7ゴールを挙げ、攻撃のけん引車だった見木だが、中断明けの24節山形戦から5試合は無得点に終わっていた。前回のオンライン取材時にも「得点を狙いたい」と語っていた。磐田戦のPKには、そんな強い思いも込められていた。

 18日の愛媛戦では、磐田戦のゴールを単発では終わらせず、連続得点を狙いたいと話す。「前回、個人としては点を取れましたけど、流れの中からの得点がないので、愛媛戦で取りたい」。ポイントになるのは、アタックキングサードにおける振る舞いだと指摘する。

 右から上がるクロスに対して、しっかりボックス内に走り込むこと。左から崩す際には、1トップの櫻川ソロモンをポストに使って、自らシュートを狙うような場面を増やすこと。シュート機会そのものを増やさなければ、当然ながらゴールの確率は上がらない。見木はよりゴールへの意識を高めていきたいと語った。

「いま2連敗という状況ですが、監督も言う通り、やっていることは間違っていない」。チームの戦い方を継続する中で精度を高め、自らの役割をしっかり全うしたいと話した。

 磐田戦でも敵陣深い位置まで何度も進入していたが、なかなかシュートに持っていけなかった。重要なのは、仕上げの部分でいかに連係、連動し、シュートできるか。その点に課題があることはチームでも共有済みという。連敗を止める意味でも重要な愛媛戦。ゴールに積極的で、よりどん欲な見木の姿が見られるか?


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