京都サンガF.C.のDF白井康介が、より多くの出場機会と勝利への貢献に意気込んでいる。失点に絡むミスをきっかけに3試合ベンチ外となっていたが、4試合ぶりの出場を機に、さらに貪欲に結果を求めていく。

上写真=4試合ぶりの出場となった前節を経て、次節に向けて4月23日の練習を消化した白井(写真◎KYOTO.P.S.)

「責任を感じていた」

 京都は4月21日の明治安田生命J2リーグ第9節で東京ヴェルディに2-0で勝ち、連勝を4に伸ばした。白井は2-0とリードしていた67分から交代出場。「まずはチームが勝利に進めるように、守備を手堅く。個人的には(攻撃に)出ていきたいと思っていましたが、2-0だったので、しっかり守備から入りました」と語ったプレーで完封勝利に貢献した。

 開幕から全試合に出場して迎えた第5節、ブラウブリッツ秋田戦で先発出場したが、前半に自陣でルーズボールをクリアしようとしたところで、相手に寄せられてボールを奪われたプレーから失点。白井はハーフタイムに交代で退き、チームはその1点で0-1と敗れた。

 これを機に第6節から3試合はベンチ外。「コンディションは良かったですが、ああいうミスもありましたし、チョウさん(チョウ・キジェ監督)が考える時間を与えてくれたのかなと思っています」と語る期間には「チームメイトとのコミュニケーションを、いままで以上に意識して取るようにした」という。

 チームが3連勝を飾る間に「考える時間ができて、すごくプラスになった」と振り返る時間を過ごした。それを踏まえての東京V戦の無失点に「秋田戦で自分のミスから失点して負けて、責任を感じていました。ゼロで終われてよかった」と安堵の表情を浮かべている。

 チームは4月25日、アウェーでのレノファ山口FC戦で5連勝を目指す。「まずは失点ゼロからですが、攻撃で違いを出せると思っているので、出していければ」と語った白井は「チーム内での見られ方が変わるし、自分としても自信がつく。ゴールかアシストが一つつけば、いろいろ変わってくると思う」と続け、今後も出場機会をつかみ、結果を残すことに強い意欲を見せた。


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