京都サンガF.C.は17日、18-19年に所属していたDF増川隆洋が現役引退すると発表した。191センチの長身を誇り、日本代表でもプレー経験を持つセンターバックがスパイクを脱ぐことを決意した。

上写真=プロとして17年間、Jリーグで活躍した増川隆洋が現役引退を発表した(写真◎Getty Images)

サッカーが夢を育て、活力となり、責任感を与えてくれた

 長くJリーグで活躍してきた、長身DF増川隆洋が現役引退を発表した。名古屋時代にはリーグ制覇に貢献。ベストイレブンにも選出された。高さと強さを生かしたエアバトルは、圧巻。J1では通算で289試合に出場し、11得点。J2でも110試合出場し、6得点の記録を残している。

「本日、私、増川隆洋は現役引退を発表させていただきます。昨年無所属になった後も現役続行の道を熟考しましたが、この場を借りてケジメを付けさせていただきます。
 些細なきっかけで始めたサッカーが、夢を育て、日々の活力となり、そして責任感を与えてくれました。プロになれるチャンスを与えてくれたアビスパ福岡をはじめ、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌、京都サンガF.C.の5 クラブで17 年間もプレーさせていただきました。どのクラブでも多くの方のサポートのおかげで充実した現役生活を送ることが出来ました。
 幼い時から私を支えてくれた友人や指導者の方々、各クラブでお世話になったクラブ関係者の皆様、監督、コーチ、チームメイト、スポンサー企業の方々、ファン、サポーターの皆様、私に関わってくれた全ての方々に感謝します。また、このような引退発表の場を与えてくださった京都サンガF.C.さまのご厚意に御礼申し上げます。
 そして最後に…どんな時もそばにいてくれた父、母、兄、妻、子どもたち、本当にありがとう」

 ケジメをつけ、現役生活にピリオドを打った増川。今後については改めて報告の機会を設けるとしている。

増川隆洋(MASUKAWA Takahiro)
■生年月日:1979年11月8日
■出身地:兵庫県
■身長/体重:191cm/93kg
■ポジション:DF
■経歴:津田小学校→飾磨西中学校→琴丘高校→大阪商業大学→アビスパ福岡(2003ー2004年)→名古屋グランパスエイト/名古屋グランパス(2005-2013 年)→ヴィッセル神戸(2014-2015年)→北海道コンサドーレ札幌(2016-2017年)→京都サンガF.C.(2018-2019年)


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