12月30日、FC町田ゼルビアがモンテディオ山形のDF三鬼海の期限付き移籍での加入を発表した。三鬼は過去にも町田に所属していて、2016年以来の復帰となる。

上写真=山形から町田へ。三鬼海が古巣で再び挑戦する(写真◎J.LEAGUE)

「山形の誇りを胸に」

 名古屋グランパスのアカデミー出身のDF三鬼海は、2012年、14年、16年に町田ゼルビアでプレーした経験のあるDF。今回のモンテディオ山形からの期限付き移籍で4年ぶりの復帰という形になる。

「FC町田ゼルビアに関わる全ての皆様、モンテディオ山形から加入させていただくことになりました三鬼海です。
 まず始めに、2016年にシーズン途中で退団することになり皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、この場を借りてお詫びさせていただきます。本当に申し訳ありませんでした。
 それにも関わらず、今回こうして再び町田でプレーする機会を与えていただいたことに感謝しかありません。
 ピッチ内外で皆様に認めていただけるよう全身全霊をかけて自分の持ってるもの全てを出して頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」

 1993年4月19日生まれの27歳で、今季の山形では主に右サイドバックに入り、16試合に出場している。J2通算では出場168試合を数え、古巣にその経験を伝えていく。

 山形のサポーターにも感謝のあいさつ。

「モンテディオ山形に関わる全ての皆様、この度、期限付き移籍でチームを離れることになりました。今年は本当に大変な一年でしたが、Jリーグに関わる様々な方々や相田社長をはじめとするクラブ関係者のご尽力により、私たち選手は大好きなサッカーに専念することができました。
 こんな時でも変わらずサッカーができることに対する心からの感謝をプレーで表現したかったのですが、今シーズンはなかなかチームの力になれなかったことが本当に悔しいです。
 そんな中でもSNSなどで常に私を励まし、期待し続けてくださったファン、サポーターの皆様の存在があったからこそ最後まで気持ちを切らすことなくやり切ることができました。
 皆さんにいただいた思いと山形の誇りを胸に、頑張ってきたいと思います。本当にありがとうございました」

 なお、移籍期間は2022年1月31日まで。山形との対戦では出場できない。


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