V・ファーレン長崎の徳永悠平が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。FC東京で15年間プレーしたあと、2018年に地元のクラブ、長崎に加入。3シーズンプレーし、今季限りでスパイクを脱ぐことを決意した。

上写真=徳永悠平は2018年から3シーズン、長崎でプレーした(写真◎J.LEAGUE)

FC東京でタイトルを獲ったことは今も心に残っています

 国見高から早稲田大に進み、2005年にFC東京に入団。将来を嘱望されてきた才能は主に右サイドバックとしてプレーした。豊富な運動量と強さは代表でも生かされた。アテネ五輪やロンドン五輪(オーバーエイジ)に出場し、A代表も経験している。まさしくJリーグを代表するサイドバックとしてキャリアを重ねてきた。2018年には地元長崎のクラブに加入。3シーズン目を迎えた今季をもって、スパイクを脱ぐことを決意した。

 本人はクラブの公式HPを通じて、次のようにコメントを発表している。

「今シーズンをもって現役を引退することとなりました。まずは、私が長崎に在籍した3シーズン、良い結果が残せなかったことを申し訳なく思っています。しかし、キャリアの最後に地元長崎でプレーできたこと、最後まで昇格争いができたこと、長崎で引退できることをすごく幸せに感じています。V・ファーレン長崎が、来シーズンこそJ1に昇格することを祈っています。さらに今後アジア・世界の舞台でV・ファーレン長崎が活躍することを、一人のサポーターとして楽しみにしています。
 そして、FC東京でプレーさせてもらった15年間も、私の中では、貴重な経験です。FC東京でキャリアをスタートでき、タイトルを獲得できたことは、今でも心に残っています。今後、悲願のJリーグ制覇を願っています。
 最後に、これまでお世話になった監督・コーチングスタッフ・チームメイト・スポンサー様・サポーターの皆さんをはじめとする皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」

 20日のJ2最終節、金沢戦終了後のファン感謝デーで引退の挨拶、12月22日にオンライン記者発表を予定している。


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