J1のアビスパ福岡は4日、MF前寛之を除く選手、チーム関係者45名を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果、全員の陰性が確認されたと発表した。

上写真=8日にホームで甲府戦を控える福岡(写真◎J.LEAGUE)

新たな感染者はなし

 福岡は3日にMF前寛之から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを発表。前は7月31日に実施したJリーグ公式検査で新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いと判定され、2日に開催予定だったJ2第9節の大宮アルディージャ戦は中止となった。

 3日に改めて行なわれたPCR検査により前の陽性が確定し、クラブは同日、選手・チーム関係者45名を対象にPCR検査を実施。その結果、全員の陰性が確認された。なお前は無症状だが、現在は医療施設にて経過観察を行なっている。

 クラブは「引き続き管轄保健所の指導を仰ぎながら、施設の消毒、選手スタッフの体調管理等、改めて万全の対策を講じた上で行ってまいります」とし、8日にホームで行なわれるJ2第10節・ヴァンフォーレ甲府戦は予定通りの開催に向けて準備を進めるという。


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