J2の京都サンガF.C.でプレーするDFヨルディ・バイスが23日、オンラインで取材に応じ、古巣対決となる25日のV・ファーレン長崎戦に向けて意気込みを語った。

上写真=ディフェンスリーダーとして活躍するヨルディ・バイス(写真◎KYOTO.P.S.)

長崎でJキャリアをスタート

 リーグ再開後は3勝2分けと好調をキープする京都。失点3は大宮アルディージャと並んでリーグ最少となっている。中断期間中に行なった3-4-2-1から3-5-2へのシステム変更が奏功しており、守備を統率するバイスは「いまのシステムに選手がフィットしている」と手応えを語る。

 首位の長崎戦に向けて、「あくまでも42試合の一つ。次の相手が首位でも22位でも関係なく、いつも通り準備する」と語るバイスだが、やはり「特別な思いがある」というのが本音。「日本でのキャリアをスタートさせてもらったチームなので感謝している」。バイスは2018年7月にシドニーFCから当時J1だった長崎に加入。その後も日本に残り、今季で来日3年目を迎えた。

 徳島ヴォルティスに所属した昨季、アウェーでの長崎戦は欠場。長崎のホームスタジアムのピッチを踏むのは18年以来、今回が初めてとなる。31歳のオランダ人DFは「アウェーとして長崎に行くけど、自分の感覚ではいまも長崎はホームだと思っている。長崎のファンにまた会えるのを楽しみにしているし、良いプレーを見せたい」と再訪に心待ちにしつつ、「いまはオレンジではなく紫色のチームにいるので、個人的な感情は置いて、紫の一員としてしっかり準備したい」と気を引き締めた。


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