6月17日、鹿島アントラーズの濃野公人が練習後に取材に応じた。シーズン後半戦の初戦となったJ1第20節サンフレッチェ広島戦はホームで1対1の引き分けに終わった。次は21日に町田GIONスタジアムでのJ1第21節FC町田ゼルビア戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの濃野公人(写真◎Getty Images)

「あらためてカシマスタジアムでプレーする喜びを感じられました」

 鹿島の背番号「22」が、およそ2カ月ぶりにピッチに帰ってきた。6月14日の前節広島戦で途中出場し、ゴールに迫る場面も見せるなど存在感を放った。4月9日のルヴァンカップ山口戦を最後に欠場が続いていたが、シーズン後半戦の初戦で戦列復帰を果たし、リーグ優勝を狙うチームをけん引していく。

「(広島戦で)久しぶりに試合に出られて、とてもうれしかったし、あらためてカシマスタジアムでプレーする喜びも感じられました。自分としては、まず復帰の第一歩を踏めたと思うんですけれど、結果としては勝てなかったので、チームとしてまだ改善すべきポイントが多いとも思いました」

 6月17日のトレーニング後に取材に応じた濃野公人は、そのように復帰戦となった前節広島戦を振り返る。そして、21日に迎える次節はアウェーでの町田戦。サイドバックとしての守備力と、昨季のリーグ戦で9ゴールを挙げた攻撃力を発揮し、鹿島に勝ち点3をもたらしたいところだ。

「町田のサッカーはパワフルで、前線に強い選手がいて、全員がハードワークできる。その相手の長所にしっかりと立ち向かうことが大事だし、上回っていくことがアントラーズにとって大事です。まずはそのベースの部分で負けないこと、プラス、(前節の)広島戦で出せなかった“複数得点”も狙っていきたいです」

 鹿島のサイドを担う濃野が、町田GIONスタジアムのピッチを駆け上がる。


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