6月12日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。5月31日のJ1第19節ガンバ大阪戦に1対0で勝利し、6月11日には天皇杯2回戦ザスパ群馬戦に4対0で快勝。次は14日に県立カシマサッカースタジアムでのJ1第20節サンフレッチェ広島戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
広島との上位対決。「突き放せるタイミング」
2025シーズンの後半戦が始まる。前半戦を首位で折り返した強さを誇示し、2016シーズン以来となるリーグタイトル奪還を目指す。6月14日の第20節広島戦を前に、11日には群馬との天皇杯2回戦を戦い、鈴木優磨のハットトリックなどで4対0の勝利を収めた。広島戦はそれから中2日での試合となるが、快勝劇の勢いを持続させて勝ち点3をつかみ取りたい。
「自分たちは今、首位にいますので、(上位争いをする広島を)突き放せるタイミングだと思います。なので、強気で戦いたいです」
12日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように広島戦を見据える。シーズン前半戦の対戦ではアウェーで敗れているだけに、今節はホームの県立カシマサッカースタジアムで勝利を狙う。
「やはりホームゲームですので、今、持っているものをすべてぶつけたい。そういう思いでいます」
鬼木監督率いる鹿島が“本拠地カシマ”で広島を迎え撃つ。