5月22日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。17日に県立カシマサッカースタジアムで行なわれたJ1リーグ前節の清水エスパルス戦は鈴木優磨の決勝ゴールで勝利した。次は25日に日産スタジアムでのJ1第18節横浜F・マリノス戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)

横浜FMを警戒。「個がいるのは間違いないので、そこは注意すべき」

 鹿島が力強さを示している。5月17日の前節は清水との接戦を物にし、リーグ戦7連勝を達成した。連勝街道を突き進む中、今節は横浜FMとの一戦を迎える。鹿島とは対照的にリーグ戦7連敗中と不調にあえぐ相手だが、鹿島の指揮官に油断はない。

「(横浜FMは)長いボールとか、縦パスというか速い攻めとか、それらを意識しているのかなっていう印象もありますけれど、元々(チームとして)持っている部分が出ているところもあるのかなという気もしました。ただ、個がいるのは間違いないので、そこは注意すべきだと思います」

 22日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように横浜FMを警戒する。最下位に沈む相手とはいえ、個々の能力の高い選手がそろうチームであるだけに、勝ち点3獲得に向けてこの一戦にも全身全霊をかけて臨む。

「自分たちはできるだけ、人と人とのつながりを攻撃でも守備でも持ちながらやらないと、なかなか難しいと思っています。相手のことよりも、やはり今は自分たちにフォーカスしていく時期だと思うので、そのように戦っていきたいです」

 鬼木監督率いる鹿島が、横浜の地での白星を目指す。


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