5月8日、鹿島アントラーズのレオ・セアラが非公開練習後に取材に応じた。6日に行なわれたJ1リーグ前節のアビスパ福岡戦はレオ・セアラがPKによる決勝点を挙げて1対0で勝利した。次は11日に国立競技場でのJ1第16節川崎フロンターレ戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのレオ・セアラ(写真◎Getty Images)
「すごくおもしろい試合になる」
4月12日のC大阪戦を最後にスターティングメンバーから外れ、その後の3試合に欠場し、前々節の町田戦(5月3日)、前節の福岡戦(6日)では2試合連続で途中出場となった。前節の福岡戦で1カ月ぶりのゴールを記録し、復活の狼煙を上げたトップスコアラーは、東京・国立競技場での次節川崎F戦に照準を合わせる。
「(川崎Fは鬼木達監督が)元々、長い期間率いたチームなので、自分たちと似たところもあると思います。両チームとも“前に、前に”という攻撃的なサッカーをするチームなので、すごくおもしろい試合になるでしょう」
8日のトレーニング後に取材に応じたレオ・セアラは、そのように川崎F戦を見据える。大観衆が予想される国立競技場で鹿島に歓喜をもたらすために、チームの6連勝と、自身の2試合連続ゴールを狙う。
「強いチーム、なおかつ攻撃的なチームのぶつかり合いです。そのなかでも自分たちのできることを尽くして、全力で勝利をつかみ取りにいきたいと思います」
鹿島の9番を背負う点取り屋が、国立での川崎F戦へ闘志を燃やす。