5月4日、鹿島アントラーズのキム・テヒョンが非公開練習後に取材に応じた。前日の3日に行なわれたJ1リーグ前節のFC町田ゼルビア戦は田川亨介の決勝ゴールにより1対0の完封勝利を収めた。次は6日にベスト電器スタジアムでのJ1第15節アビスパ福岡戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのキム・テヒョン(写真◎J.LEAGUE)

「自分たちにフォーカスしながら戦うことが大事」

 今季、鹿島に加入した韓国籍センターバックが、5月3日の町田戦で真価を発揮した。負傷した関川郁万に代わって前半から出場すると、その高さと強さ、スピードを生かして町田の攻撃を跳ね返し続けた。チームの勝利に貢献し、確かな自信を手にして6日の次節福岡戦へ向かう。

「福岡は油断できる相手ではないですし、やはり相手よりも自分たちのことに集中して、自分たちにフォーカスしながら戦うことが大事だと思っています」

 4日のトレーニング後に取材に応じたキム・テヒョンは、そのように福岡戦を見据える。前節同様に最終ラインで守備力を示しつつ、攻撃面でも足元の技術力を見せて鹿島をリーグ戦5連勝に導きたい。

「まだ90分間、試合にフル出場したわけではありません。訪れたチャンスを自分が物にして、試合に出続けて、チームとして勝利し続けることで評価されるものだと思っています」

 鹿島の背番号「3」を身にまとう左利きDFが、次戦も勝ち点3獲得へ意欲を燃やす。


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