上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)
「相手の特徴を自分たちは理解しているつもり」
前節のC大阪戦でも苦戦を強いられ、試合終了間際の失点に沈みリーグ戦3連敗を喫した。その間に行なわれたルヴァンカップでもPK戦の末に敗退となり、公式戦では4試合も勝利から見放されている。さらに、今季のリーグ戦ではアウェーでまだ1勝しかできていないだけに、今節(4月20日)の岡山戦では復調のための勝利をつかみ取りたいところだ。
「(岡山は)攻撃もはっきりしていますし、守備もはっきりしていて、だからこそ、しっかりとエネルギーを出してくるチームであります。やはり最少失点というのは、それなりのコンセプトがないとなかなかできないことなので、その自信は相当あるのだろうとも思います」
18日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように岡山の印象を話す。岡山は今季、初めてJ1に挑戦するチームだが、鬼木監督も言及するようにここまでリーグ最少失点を誇り、5勝2分け3敗と好調を維持しているだけに、鹿島にとって手強い相手となる。
「それを自分たちが上回っていく必要があります。それはもう、メンタル的なところが非常に大きい。これからまた連戦になっていく中の一つとして、勢いをつけていきたいゲームでもあります。(岡山には)一度、トレーニングマッチでやられていますので、初対戦でもないので相手の特徴を自分たちは理解しているつもりです。お互いにやることが分かった中で、やり合いの中で勝てるかどうか。(勝負のポイントは)そういうところかなと思います」
鹿島がリーグ戦4試合ぶりの勝ち点3獲得を目指し、岡山の地に乗り込む。