4月18日、鹿島アントラーズの津久井佳祐が非公開練習後に取材に応じた。12日に行なわれたJ1リーグ前節のセレッソ大阪戦では試合終了間際に失点を喫し、0対1で敗れた。次は20日にJFE晴れの国スタジアムでのJ1第11節ファジアーノ岡山戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの津久井佳祐(写真◎J.LEAGUE)

「目の前の相手に抜かれなければ、失点することはない」

 公式戦4連敗と苦しむチームを立て直すべく、20歳のDFが奮闘する。4月12日の前節C大阪戦では、先発出場予定だった選手にアクシデントが起こったことにより、急きょスターティングメンバーに名を連ねた。本職はセンターバックだが右サイドバックで出場し、81分まで相手の攻撃を抑え続けた。

「これまで、(鹿島の練習で)優磨くん(鈴木)たちと対峙してきたので、それがセレッソとの試合に出ても1対1の場面で負けないことだったりにつながっていたと思います。目の前の相手に抜かれなければ、失点することはない。それだけを考えてプレーしています」

 18日のトレーニング後に取材に応じた津久井佳祐は、そのように前節C大阪戦を振り返る。鹿島の守備陣の一人として培ってきた力を結果で示すべく、20日の次節岡山戦ではチームの勝利を求める。

「次の岡山戦でも出場のチャンスが来るならば、セレッソ戦で得たものをしっかり生かしていきたいです。チームは今、負けが続いていますが、あまりネガティブに考えすぎずに、まずは岡山に勝つこと。岡山に勝って勢いに乗ることができればいいと思います」

 鹿島の最終ラインを支えるプロ3年目の背番号「23」が、勝ち点3獲得に意欲を燃やす。


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