セレッソ大阪MFジョルディ・クルークスが、5月20日の明治安田生命J1リーグ第14節・湘南ベルマーレ戦への意気込みを語った。前節は久しぶりに先発出場して勝利に貢献。苦しい時期もあったポジション争いでの巻き返しをチームの勢いにつなげ、連勝に導くべく燃えている。

上写真=今季2回目の連勝が懸かる次節に向けて最終調整を行なったジョルディ・クルークス(写真◎CEREZO OSAKA)

「常にハードワークを忘れずにやっていた」

 京都サンガF.C.と対戦した5月14日の第13節で、クルークスはリーグ戦では3月の第3節以来となる先発出場。86分までプレーして1-0の勝利に貢献した一戦を「厳しい時間帯や大変なこともありましたが、まずはピッチの上に戻れたことがうれしかったです。それに向けて頑張ってきたので、良い結果に結びついてよかった」と振り返った。

 アビスパ福岡から完全移籍で加入した今季、開幕から第3節までは先発に名を連ねたものの、その3試合でチームは1分け2敗に終わり、第4節から控えに。さらにメンバー外にもなるなど苦しい時期を過ごした。

 その後の巻き返しへの道のりを「どんな選手でも当然、全試合に出たい気持ちがある。オフ・ザ・ピッチでは家族に支えられたし、スタッフに話を聞いたり、アドバイスをもらったりした」とコメント。「やるべきことを一から考えて練習で実践し、常にハードワークを忘れずにやっていた」という姿勢で定位置を奪い返したという。

 その勢いを、7位からのチームの浮上につなげるつもりだ。アウェーでの湘南戦は今季2回目の連勝が懸かる。「良い選手がたくさんいる。当然、連勝できるチームだと思っている」と自信をのぞかせたクルークスは、「できるだけ連勝を伸ばさなければいけない」と言葉に力を込めていた。


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