10月22日に行なわれたJリーグYBCルヴァンカップ決勝で、Jリーグが各所との協働でシャレン!(Jリーグ社会連携活動)を実施。会場に開設したサステナブルステーションでは未使用食品や小型家電、衣類を回収し、多くの協力を得た。

上写真=ルヴァンカップ決勝の前にサステナブルステーションを訪れたC大阪サポーター(写真◎J.LEAGUE)

小型家電や衣類の再資源化を目指す

 東京・国立競技場で行なわれたルヴァンカップ決勝では、世界一クリーンなリーグを目指すため、「環境」と「多様性」をテーマに、関係各所と連携してシャレン!活動が実施された。このうち、環境省との連携協定の一環として、ヤマザキビスケット株式会社、環境省、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島との協働で実施されたのが『サステナブルステーション』だ。

 スタジアム外にブースを設置し、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、まとめて地域の福祉施設や団体などに寄贈する「フードドライブ」、各家庭にある使わなくなった小型家電を回収し、再資源化を目指す「小型家電回収」、各家庭にある着なくなった衣類を回収し、再資源化を目指す「衣類回収」の3種類を実施。フードドライブは107キログラム、小型家電回収は32キログラム、衣類回収は30キログラムの協力があり、フードドライブで集まった食品は開催地・東京都新宿区のNPO法人キッズ未来プロジェクトにすべて寄贈するなど、関係各所に送られた。

 当日はこのほかに、「環境」の分野ではCO2排出量の測定を実施。「多様性」の分野では、精神・知的障がい者の方々がメインスタンドで来場者プレゼント配布を行なうなど、就労体験をして一般就労を目指す『障がい者就労体験プロジェクト』のほか、感覚過敏などの特性を持つ子どもと、その家族が安心して観戦できる『センサリールーム』を仮設で設置し、2部屋を抽選販売する取り組みや、警視庁、ヤマザキビスケット株式会社との協働で、犯罪によって家族を亡くした犯罪被害遺児をピッチサイド見学と試合観戦に招待する『犯罪被害遺児支援』が行なわれた。


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