9月30日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは16日のJ1第30節サガン鳥栖戦に引き分け、岩政監督体制になってからリーグ戦1勝4分け1敗で2週間の中断期間を迎えた。次は10月1日のJ1第31節FC東京戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「ホームらしい試合をしたい」

 今季のリーグ戦は残り4試合。本拠地カシマスタジアムでのホームゲーム(J1リーグ戦)は今節のFC東京戦と最終節のG大阪戦の2試合となる。FC東京戦は、前節の鳥栖戦から2週間の中断期間を経て迎える一戦。リーグ戦ではここ5試合で勝利から遠ざかっているだけに、9月3日の第28節浦和戦以来、約1カ月ぶりとなるホームゲームで白星を手にしたいところだ。

「この2週間は、継続的な課題と、9月(の試合)を踏まえたうえで10月に向けて最後に落とし込みたかった課題と、その両方への取り組みが計画通りに進められたと思っています」

 岩政大樹監督は2週間の中断期間について、そのように振り返る。11月5日の今季最終戦までラストスパートをかけるため、その準備を着実に進められたようだ。まずはカシマスタジアムでFC東京戦に勝って、勢いをつかみたい。

「久しぶりにホームに帰ってくることができますので、ホームらしい試合をしたいです。そういうふうな空気はすでにでき上がっているので、いい試合はできるだろうと。チーム一丸となって勝ち切って、そしてサポーターの皆さんと喜び合ったうえで天皇杯(10月5日・準決勝甲府戦)に向かいたいと思っています」

 岩政監督のもとでの進化をホームのサポーターに示すべく、深紅の戦士たちがFC東京を迎え撃つ。


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