横浜F・マリノスは7月29日、宮市亮が右膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったことを発表した。7月27日の『EAFF E-1サッカー選手権2022 決勝大会』の第3戦となる韓国戦に出場した際に、相手選手のタックルで倒れて痛め、ピッチをあとにしていた。

上写真=宮市亮が韓国戦で右膝を痛めて悶絶(写真◎JMPA早浪章弘)

過去にも同じ重傷

 宮市亮に無念の診断結果だ。

 7月27日のE-1選手権第3戦となる韓国戦。59分に水沼宏太に代わってピッチに立ったが、右サイドからボールを追いかけ、ゴールライン際でボールを残そうと走っていったところで、韓国DFキム・ジンスにブロックされて背中から倒れた。このときに右膝を痛めて、しばらく立ち上がれなかった。

 このままピッチに戻れずに79分に森島司と交代することになるのだが、自分の足で歩いてベンチに戻ることができていただけに、診断結果が待たれた。そして29日、所属する横浜FMより右膝前十字靭帯断裂と発表された。近日中に手術の予定だという。

 宮市は過去にも左右とも膝の前十字靭帯を断裂しながらそのたびにはい上がり、昨夏に横浜FMに加わると、今季の好調ぶりが認められて日本代表に復帰していた。実に10年ぶりのことで大きな話題となり、第1戦の香港戦で64分からピッチに立って、第2戦は代表初先発、69分までプレーした。そしてこの日も1-0でリードしていた59分にピッチに立って、追加点を狙っていた。

 それだけに、再びの重傷に悲しむ声は多いが、もう一度ピッチに戻ってくることを祈りたい。


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