全国で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっているが、川崎フロンターレは7月28日、トップチームの関係者5人が同感染症で陽性判定を受けたことを発表した。合わせて1人が濃厚接触疑い者となって、合計6人が隔離中という。28日のトレーニングは陰性確認が取れた選手で行ったという。30日には明治安田生命J1リーグ第23節浦和レッズ戦が控えている。

上写真=川崎Fで5人が新型コロナウイルス感染症で陽性に(写真◎J.LEAGUE)

濃厚接触疑い者が1人

「今週は体調不良者やケガというか違和感を抱える選手も多くて、なかなか集中してトレーニングするのが難しい環境が続いています」

 鬼木達監督も試合に向けた準備に苦悩したことを明かした。川崎フロンターレが明らかにしたのが、トップチーム関係者5人が新型コロナウイルス感染症で陽性判定を受けたこと、そして1人が濃厚接触疑い者となったこと。これに伴って、7月30日の浦和レッズ戦に向けたトレーニングも十分に行えなかったという。

 陽性判定を受けた5人の概要は次の通り。

・当該者A
 27日(水)朝、倦怠感、頭痛、発熱があったため医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断

・当該者B
 27日(水)夜、発熱があったため、抗原検査を実施し、陽性判定。同日にチームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

・当該者C
 27日(水)夜、発熱があったため、28日(木)朝に抗原検査を実施し、陽性判定。同日にチームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

・当該者D
 27日(水)夜、咽頭痛があり、28日(木)朝、頭痛と発熱があったため医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断

・当該者E
 27日(水)夜、咽頭痛があり、28日(木)朝、頭痛と発熱があったため抗原検査を実施し、陽性判定。同日にチームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

 現在、5人は適切な対策のもと療養中。Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づいて濃厚接触疑い者の特定を行ったところ、トップチーム関係者1人が当該者Dの濃厚接触疑い者と特定されたために、現在は適切な対策のもと隔離していることも合わせて発表された。

 このほかのトップチーム関係者は28日に抗原定性検査を実施、陰性確認が取れているため、28日のトレーニングは予定通り行ったという。


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