6月24日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1第17節京都サンガF.C.戦ではホームで公式戦11試合ぶりの完封勝利を挙げ、大宮アルディージャとの天皇杯3回戦は3-0で快勝。次は敵地でのJ1第18節名古屋グランパス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「一つひとつの競り合い、ボールの奪い合いで勝っていかなければいけない」

 攻守に安定した戦いが続いている。リーグ戦前節の京都戦で、実に公式戦11試合ぶりの完封勝利を手にすると、それから中3日で迎えた天皇杯3回戦大宮戦では3-0と快勝し、2試合連続での無失点試合を達成。それまではリーグ戦3試合未勝利、さらにルヴァンカップ敗退と苦戦が続いていたが、残された2つのタイトル獲得を目指してチームの状態が上向いてきた。

「早くも(リーグ戦の)前半戦が終わり、次の試合(名古屋戦)から後半戦が始まります。前半戦はすごくいい結果を出せたし、これを継続してまた同じような結果を求め続けていきたいです」

 鹿島のレネ・ヴァイラー監督は、そのようにリーグ戦前半戦を振り返り、充実したチーム状態をのぞかせる。リーグ前半戦を首位と勝ち点1差の2位で折り返し、優勝を目指して残りの17試合に臨む。まずは6月26日にアウェーの地で行なわれる第18節名古屋戦に照準を合わせる。

「細かいところが勝負を決めると思います。人数をかけて(敵陣の)深い位置までボールを運び、セカンドボールを拾わなければいけません。一つひとつの競り合い、ボールの奪い合いで勝っていかなければいけないと思います。相手ももちろん、勝ちという結果を求めているので、すごくタフな試合になることは覚悟しています」

 リーグ後半戦でもスタートダッシュを切るべく、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島が名古屋を相手に勝ち点3獲得に挑む。


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