6月21日、鹿島アントラーズの和泉竜司が練習後のオンライン取材に応じた。18日に行なわれたJ1第17節京都サンガF.C.戦ではホームで公式戦11試合ぶりの完封勝利を挙げた。次は22日に相馬直樹監督が率いる大宮アルディージャとの天皇杯3回戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう和泉竜司(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「そこで上回れれば、おのずと自分たちの試合になる」

 タイトル獲得を狙う鹿島の前に、前指揮官が立ちはだかる。昨シーズンに指揮した相馬直樹監督が率いる大宮との天皇杯3回戦に挑む。

「相手の監督は相馬さんですが、個人的にはあまり意識せずに、天皇杯でしっかり勝つためにチーム全員で戦うことが大事だと思っています。楽しみな気持ちはあるけれど、あまり意識しないようにはしています」

 和泉竜司はそのように6月22日の対戦に向けた思いを明かす。2020年に加入してからの2年間、相馬氏とは選手とコーチ、そして選手と監督という立場でともに戦ってきた。それだけに、「去年まで一緒にやっていて、ある程度(相馬氏の)やり方や大事にしていることは自分たちも分かっています」と語る。

「球際のところだったりは去年もずっと言っていたし、相手もそこを大事にしてくるでしょう。なので、そこで上回れれば、おのずと自分たちの試合になるのかなと思っています」

 鹿島OBの壁を越え、天皇杯ベスト16入りを目指して、和泉竜司がNACK5スタジアム大宮のピッチを駆け抜ける。


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