6月17日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。11日に行なわれたルヴァンカッププレーオフステージ第2戦はホームでアビスパ福岡を2-1で破ったものの、アウェーゴールルールで及ばず敗退。18日にはJ1第17節京都サンガF.C.戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「一つひとつのプレーの質にこだわって、それを向上させていくことが大事」

 5月29日の第16節FC東京戦後に中断していたリーグ戦が再開する。それまでの3試合で勝利から見放され、中断期間に行なわれた福岡とのルヴァンカッププレーオフステージでは2試合を戦って1勝1敗だったものの、アウェーゴールの差で大会からの敗退が決まった。その間、6月1日の天皇杯2回戦、新潟医療福祉大学戦も含め、5月以降の公式戦10試合で失点が止まらない状況が続いている。

「ポジショニング、先を読む力、危険察知能力、また、一つひとつの競り合いで勝つことやセカンドボールを拾うことなど、そういった一つひとつのプレーの質にこだわって、それを向上させていくことが大事になると思っています」

 チームを率いるレネ・ヴァイラー監督は、失点減少へ向けた考えを言葉にする。リーグ戦は6月18日の第17節京都戦でシーズンの前半が終わるが、これからさらに勝ち点を積み重ねていくためにも、ホームで京都を破って後半戦に向けて弾みをつけたいところだ。

「順位表を見れば分かるとおり、団子状態なので、どのチームにも勝つチャンスがあれば、負ける可能性もあるでしょう。もちろん、自分たちも勝つために、一つひとつの準備を怠らずにやっていきます。守備面の向上だったり、また、自分たちからチャンスを多くつくることだったりを意識して、(今週の)練習をしました」

 リーグ戦3試合未勝利、ルヴァンカップ敗退という悪い流れを断ち切るべく、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島がリーグ戦4試合ぶりの勝ち点3獲得に挑む。


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