セレッソ大阪の小菊昭雄監督が、5月17日のオンライン会見で報道陣の質問に答えた。18日のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ最終戦に向けて、U-18所属選手など若手を帯同させる考えを示している。

上写真=ルヴァンカップのグループステージ最終戦に向けて前日練習の指揮を執った小菊監督(写真◎CEREZO OSAKA)

「まだ目標に達していない」

 C大阪はルヴァンカップのグループステージ第5節終了時点で、3勝1分け1敗の勝ち点10で首位。18日に大分トリニータと最終戦を戦うが、2位の鹿島アントラーズとともに、すでにプレーオフステージ進出を決めている。

 それでも小菊監督は「我々にとって非常に大切なゲーム」とコメント。「当初、勝ち点12を目標に掲げて戦ってきた。まだ目標に達していないので、明日は絶対に勝ち、全員で目標をクリアしたい」と勝利への思いを強調した。

 ただ、リーグ戦とはメンバーを入れ替える考えを示している。指揮官は「チームの勝利のため、自身の成長のために、素晴らしい姿勢で取り組んでくれている選手たちにチャンスを与えたい」と語り、「試合に飢えている選手、フレッシュな選手で、良い内容で勝利を持ち帰りたい」と続けた。

 その中には、C大阪U-18所属の選手も含まれる見込みだという。トップチームの練習に参加している選手について問われると「若い選手たちも大切なゲームに帯同させて、貴重な経験をさせたいと思っている。全員が良い準備をしてくれているので、全員で戦っていきたい」と明かした。

 C大阪は名古屋グランパスに0-1で敗れた5月14日の明治安田生命J1リーグ第13節から、ルヴァンカップと天皇杯を含め、6月4日までに週2試合ペースの7連戦を戦う過密日程が始まったばかり。21日の第14節では、ホームでガンバ大阪と対戦する大阪ダービーも控えているだけに、小菊監督は「明日の最終戦を全員で勝ち、ダービーと、これからの連戦にチームが一体となって進んでいきたい」と言葉に力を込めていた。


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