角田涼太朗が歓喜の決勝弾だ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージH組で、横浜F・マリノスは4月22日にシドニーFCと対戦。苦しんだ試合に決着をつけたのは、途中から入った角田だった。CKからのこぼれ球を押し込んで、勝ち点3を奪い取った。

上写真=角田涼太朗、歓喜のダッシュ!(写真◎Y.F.M.)

■2022年4月22日 ACLグループH第3節(トンニャット・スタジアム)
シドニーFC 0-1 横浜FM
得点者:(横)角田涼太朗

「昔からそういう点が多かった」

 歓喜に湧く10分前ーー。

 70分、角田涼太朗がインサイドで受けてターンして左の西村拓真に預けるとセンタリング、これが逆サイドに流れ、水沼宏太が拾った。中央は固められていたが、ゴール前に入り込んだ角田へ鋭いパスが通る。角田は左足に当ててゴールに流し込むだけ…だったのだが、ボールは左に切れていった。

「一つ外してしまったので、取り返さないと、という気持ちを持っていました」

 角田はここからずっと、そのチャンスを狙っていた。

 序盤からミスが続いて苦しいゲームだった。62分にピッチに入った角田は「ほぼぶっつけ本番」という左サイドバックに入ったが、このビッグチャンスではまずライン間のハーフスペースでしっかりボールを引き出して攻撃のスイッチ役になり、そのままゴール前に顔を出していたことが大きい。シュートはミスになったが、「誰がどこのポジションで出てもやり方は変わらないので、みんなが理解した結果がスムーズにプレーできた要因だと思います。チームとしての戦い方が統一されているのが一番です」という自信が、このあとの歓喜につながっていく。

 痛恨のミスから10分後。今度は左CKを水沼宏太がニアに送ると、西村がヘッドで触り、GKに弾かれるがレオ・セアラがつないだ。これも相手にクリアされたが、角田の目の前にこぼれてきた。浮いたボールで合わせるのが難しかったが、軽くジャンプして右足をコンパクトに振って、確実に蹴り込んだ。利き足では外したが、逆足で決めた。

「コーナーからのこぼれ球でしたけど、ああいう形は狙っていました。昔から自分はそういう点が多かったので逃さずに」

 前節の全北現代戦ではフル出場しながら敗れた悔しさがあった。前日会見ではシドニーFCの攻撃陣との対決を「楽しみたい」と話していた。途中交代でのプレーではあったが、しびれる展開で自らの右足で勝ち点3をもぎ取る活躍を、十分に楽しんだことだろう。

「角田は素晴らしいプレーを繰り広げてくれました。決勝点をチームのために決めてくれて、チーム全体が進んでいく方向が一つだということを見せてくれました」

 もちろん、ケヴィン・マスカット監督は絶賛である。

【Next Game】
4月25日(月)20時 横浜FM vs シドニーFC DAZN独占配信


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