セレッソ大阪DF舩木翔が、JリーグYBCルヴァンカップでのバースデー勝利を誓った。鹿島アントラーズ戦が行なわれる4月13日は24歳の誕生日。これまでフル出場している同大会で、グループステージ突破を決める働きを期している。

上写真=グループステージ突破が懸かる一戦に向けて前日練習を消化した舩木(写真◎CEREZO OSAKA)

2つのポジションでプレー

 舩木は4月10日の明治安田生命J1リーグ第8節・ヴィッセル神戸戦で、負傷したDF山中亮輔に代わって39分から左サイドバックで出場。12日のオンライン会見で当時の状況を「急きょ入り、前半は少し試合に入りにくかった印象で、ファーストプレーでミスをしてしまった。前半は(残り時間が)少しだけだったので、後半に切り替えて入ろうという感じだった」と振り返った。

 舩木が出場する前に先制していたC大阪は、後半は神戸の反撃を受けながらも、そのまま1-0で逃げ切った。舩木も守備で粘り強さを見せたが、「やっぱり自分たちが点を取りにいかなければいけないと思う。うまく自分のサイドを機能させられなかったのが、これからの課題」と反省点を挙げている。

 リーグ戦は今季2試合目の出場で、どちらも山中と交代して左サイドバックでプレー。ここが本来のポジションだが、ルヴァンカップではセンターバックでプレーしており、ここまでグループステージ3試合にフル出場して3連勝に貢献している。

 起用法の幅を広げる2つのポジションについては「どのポジションをやるにせよ、そこでチームに貢献できるように、というのが今年の目標」と意欲的だ。センターバックでプレーする上で心がけていることは「まずは失点しないこと。攻撃になったら、自分の特徴はキックなので、サイドチェンジや、自分の隣にいるサイドバックの選手が、次のプレーをやりやすくするパスなどを心がけている」と語る。
 
 C大阪は13日に鹿島に勝てば、2試合を残して首位でのグループステージ突破が決まる。当日が24歳の誕生日の舩木は「まずは誕生日であることは忘れて、100パーセントで試合に挑めるようにしたい」としつつ、「勝利が自分の誕生日プレゼントになれば」とバースデー勝利に意気込んでいた。


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