3月25日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは19日のJ1第5節湘南ベルマーレ戦で逆転勝利を収め、リーグ戦3連勝を果たした。ただ、ルヴァンカップではここまで未勝利。26日のグループステージ第3節ガンバ大阪戦で初勝利を狙う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「選手自身が納得できるパフォーマンスを示すこと」

 ここまでルヴァンカップの2戦を終えて未勝利の鹿島にとって、3月26日に行なわれる第3節のG大阪戦はグループステージ突破のために是が非でも勝たなければならない一戦となる。「ルヴァンカップにおいての目的は明確です。それは、勝たなくてはいけないということ。勝てなければグループステージを突破するのが難しくなる」とレネ・ヴァイラー監督は話す。

 J1リーグ戦では前節の湘南戦で逆転勝利を収めるなど、ここまで4勝1敗と好調を維持している。ただ、代表ウィークに入り、日本代表のFW上田綺世、U-21日本代表のMF荒木遼太郎、MF松村優太が代表活動のために離脱。FWエヴェラウドも負傷離脱となる状況だが、レネ・ヴァイラー監督は出場選手の活躍に期待する。

「今まで出場機会のなかった選手は、まず彼ら自身が納得できるパフォーマンスをしっかりと示すことです。それによってチーム内の競争力が高まり、チームが強くなっていきます。各自がチームとして表現してくれればと思います」

 総力戦で挑む、カシマスタジアムでのG大阪戦。「やるべきことは、勝つことだけ。ガンバ戦に向けて、みんなで取り組みたい」。勝利を見据える指揮官のもとで、深紅の戦士たちが全力を尽くす。


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