浦和レッズは25日、鹿島アントラーズから犬飼智也が完全移籍で加入すると発表した。犬飼はCBで鹿島で4シーズンを主軸としてプレーし、2021シーズンも29試合に出場。空中戦も強く、得点力も兼ね備えており5ゴールを挙げている。

上写真=浦和加入が決まった犬飼智也(写真◎J.LEAGUE)

J1での実績十分のCB

 来季、ACLに出場する浦和は槙野智章の退団もあり、CBの層の拡充がポイントとなっていた。今回、J1でも実績を持つ選手が加入することになった。鹿島の最終ラインを4シーズンに渡り、支えてきた犬飼だ。

「鹿島アントラーズから加入することになりました犬飼智也です。浦和レッズの力になれるよう、ピッチでその覚悟を示していきたいと思います。一日でも早く埼玉スタジアムでプレーできることを楽しみにしています。必ず優勝しましょう!」

 犬飼にとって来季はプロ11年目。新たな環境で挑戦することを選んだ。また、今回の移籍決定に際し、犬飼は古巣・鹿島のファン・サポーターに次の通り、メッセージを送っている。

「鹿島アントラーズに加入してから4年間、多くの方々に支えられながら貴重な時間を過ごすことができ、本当に感謝しています。タイトルを義務付けられているクラブでプレーし、選手として成長するだけでなく、かけがえのない経験を積むことができました。ここ3年間はタイトルに手が届かず、悔しい思いがたくさんありますが、素晴らしい選手、スタッフ、フロント、ファン・サポーター、すべてのアントラーズファミリーの方々と一緒に戦えたことは、一生の財産です。次は対戦相手として、皆さんの前でより成長した姿を見せられるよう努力し続けます。4年間、ありがとうございました!」

■犬飼智也(いぬかい・ともや)
・生年月日:1993年5月12日生まれ(28歳)
・出身地:静岡県
・ポジション:DF
・身長/体重:182cm/77kg
・経歴:東源台FC→清水Jrユース→清水ユース→清水→松本→清水→鹿島


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