川崎フロンターレは23日、横浜FCから瀬古樹が完全移籍で加入すると発表した。瀬古は大卒2年目で2シーズンでJ1リーグ66試合に出場。主戦場はボランチだが、オフェンシブハーフ、サイドバック、サイドハーフなど、チーム事情に応じてさまざまなポジションでプレーしてきた万能性も魅力だ。

上写真=川崎Fに加入することになった瀬古樹(写真◎J.LEAGUE)

すべてのタイトルを獲得できるように

 J1リーグ3連覇を目指す川崎Fが横浜FCから瀬古樹を獲得した。来季、チームがどのようなシステムを採用するかは分からないが、4-3-3を継続する場合は、アンカーやインサイドハーフでの起用が考えられる。横浜FC時代は数は限られるものの、サイドバックやサイドハーフでもプレーしており、豊富な運動量と戦術理解度の高さを複数のポジションで発揮した。

「川崎フロンターレに関わるすべて皆様、はじめまして。横浜FCから加入することになりました瀬古樹です。すべてのタイトルを獲得できるように、最大限の力を発揮してクラブに貢献したいと思います。よろしくお願いします!」

 チャンピオンチームでどんなプレーを見せるのか。4冠達成へ大きな補強となったと言える。また、2シーズンを過ごした横浜FCにファン・サポーターに対しては以下の通り、公式HPを通じコメントを発表した。

「この度、川崎フロンターレに完全移籍することになりました。今回、この決断をするにあたって、自分自身と正直に向き合い、『より高みを目指したい、チャレンジしたい』と強く思い決断しました。J1昇格、開幕戦でのプロ初ゴール、複数ポジションでのプレー、クラブを背負うことの重みや責任、J2降格。特別指定選手の頃を含め2年半で沢山の経験をさせていただきました。また、三ツ沢のスタンドを見れば沢山の6番のユニフォームやタオル、ゲーフラ、毎試合クラブメンバーの皆さんから寄せられるメッセージ、その全てが僕の活力になっていました。僕にとって横浜FCは特別なクラブです。横浜FCでプレー出来たことを誇りに思います。横浜FCの瀬古 樹ではなくなりますが、これからも応援していただけたら嬉しいです!2年半、本当にありがとうございました!」

■瀬古樹(せこ・たつき)
・ポジション:MF
・生年月日:1997年12月22日
・身長/体重:175cm/69kg
・出身地:東京都
・経歴:三菱養和SC巣鴨ジュニア→三菱養和SC巣鴨ジュニアユース→三菱養和SCユース→明治大→横浜FC


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