9月17日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。11日に行なわれたJ1第28節アビスパ福岡戦は0-3と敗れ、5日のルヴァンカップ名古屋グランパス戦に続き、無観客のホームで連敗。18日の第29節ガンバ大阪戦は白星を挙げたいところだ。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

観客の存在。「我々にとって、大きなエネルギーになります」

 4月に監督就任してから8月まで公式戦無敗だった本拠地で、2試合連続で完封負けを喫した。5日のルヴァンカップ準々決勝では名古屋に0-2で敗れて敗退となり、11日のJ1リーグ第28節福岡戦では0-3の完敗。茨城県独自の非常事態宣言による県からの要請により無観客開催となったホームゲーム2試合で、サポーターのいないカシマスタジアムに対戦相手の歓喜の声が響いた。

 相馬直樹監督が「この流れを変えるために」と話す次節のG大阪戦は、収容人数5000人上限での有観客開催となる。「サポーターのみなさんに(カシマスタジアムで)一緒に戦ってもらえる。それは我々にとって、また大きなエネルギーになります。そういった(サポーターの)力を借りながら、この状況を切り開いていきたいと思っています」と、指揮官はカシマスタジアムに詰めかける“12番目の戦士たち”と共に勝利を目指す。

「サポーターの前で勝つ姿を見せられるように。エネルギーを持って、ホームで暴れる。そういう姿を見せられるようにしたい」

 深紅のサポーターに勝利を届けるため、相馬監督と選手たちはG大阪撃破へ全力を注ぐ。


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