6月22日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。20日にJ1リーグ戦が再開し、ベガルタ仙台戦では試合終了間際のファン・アラーノのゴールで引き分けに持ち込んだ。中2日で迎える23日の第19節はアウェーで大分トリニータと戦う。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

仙台戦での勝ち点1。「しっかりと大分戦につなげる」

 リーグ戦再開後の初戦となった6月20日の第18節仙台戦は、相手に先制を許すなど苦しい戦いを強いられた。それでも、後半アディショナルタイムにファン・アラーノが同点ゴールを決め、ホームで引き分けに持ち込んだ。仙台戦から2日が経ち、「最後の最後に粘り強く勝ち点1をもぎ取ったことを評価する部分もあるし、相手の狙い通りのゲームになってしまったことを反省しなければいけません」と、相馬直樹監督はあらためて試合を振り返った。

 だからこそ、「どちらにしても、取った勝ち点1をしっかりと大分戦につなげる」と仙台戦の収穫と課題を次節への糧にする。中2日で臨むアウェーゲームだが、指揮官は「自分たちの形に持っていけるようにしたい」と主導権をつかみにいく考えだ。

「アウェーであり、また連戦のさなかになりますが、アグレッシブに自分たちから動いていく。そういったゲームにまたチャレンジしていく。その姿勢を出していこうと、(選手に)話をしました」

 リーグ戦では5月26日の第16節C大阪戦以来、3試合ぶりの勝利を目指し、大分の地に乗り込む。


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