6月18日、鹿島アントラーズのレオ・シルバが練習後のオンライン取材に応じた。チームは16日にY.S.C.C.横浜との天皇杯2回戦に8-1で大勝し、20日に行なわれるリーグ再開後初戦の第18節ベガルタ仙台戦に向かう。レオ・シルバが試合に向けた思いを明かした。

上写真=6月18日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレオ・シルバ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「彼らの手助けになれば」

 6月16日の天皇杯2回戦・YS横浜戦(8-1)ではエヴェラウドが2ゴール2アシストと結果を残し、中盤ではディエゴ・ピトゥカが攻守にタクトを振るい、途中出場のアルトゥール・カイキもアシストを記録するなどブラジル籍選手が躍動した。この一戦で出場機会はなかったレオ・シルバだが、ファン・アラーノを含めた他の4人のブラジル籍選手たちの活躍を支えている。

「グラウンドの中では日本人選手たちとのコミュニケーションのところを一番に心がけて、日々のトレーニングからの手助けをしているつもりです。そういうところで(ブラジル籍選手たちがチームに)慣れていけば、試合(のパフォーマンス)に出るんじゃないかと思います」

 2013年に来日し、今季は9シーズン目のJリーグを戦う。「前所属チーム(新潟)でもそういう役割を担っていたし、自分もものすごく進んで取り組んでいます。彼らが同じように(日本で長く)キャリアを積めるように、手助けになればと思います」と、異国の地で戦うブラジル籍のチームメイトをピッチ内外でサポートする。

 週末の20日にはリーグ戦が再開し、まずは仙台とのホームゲームを迎える。「チームは攻守の切り替えのところでのアグレッシブさをいい形で体現できているので、そこは継続しなければいけません。難しい試合になるとは思いますが、ホームでの一戦なので、いい結果を出せるように頑張ります」と、レオ・シルバは勝利への意気込みを語る。

「日本で長くプレーできていることを誇りに思っています」と話す深紅の背番号4が、同郷の仲間たちとともに再びカシマスタジアムのサポーターに歓喜を届ける。


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