6月14日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。6月6日にルヴァンカップ準々決勝進出を決め、4月から続いた公式戦15連戦を終えた。16日にはY.S.C.C.横浜との天皇杯2回戦を戦う。また一つタイトル獲得を目指し、新たな戦いに臨む。

上写真=6月14日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)

公式戦15連戦後のリスタート。「このオフは次の試合での勝利に向けて」

 4月に相馬直樹監督体制となってから1カ月以上にわたって続いていた、中2日、中3日での公式戦15連戦が終わった。6月6日のルヴァンカッププレーオフステージ清水戦を終えてひと段落つき、常本佳吾は「1度サッカーから離れて休める時間があり、気分的にもリフレッシュできました。オフ明けの練習でもみんながいい表情でトレーニングできていたので、このオフは次の試合での勝利に向けて、しっかり休めた時間だったと思います」と話す。

 前回の公式戦から1週間以上がたち、次は天皇杯2回戦に臨む。相手はJ3を戦うY.S.C.C.横浜(神奈川県代表)だ。明治大学時代の2019年に秋田や川崎Fといった“格上”のチームと戦った経験を持つ常本は、「自分が下の立場のときは、前半は必ず(失点)ゼロで終わることを(目標に)やっていたので、(今回鹿島で)自分たちは逆に前半で勝負を決めるくらいの強い気持ちで」と、下のカテゴリーの相手にも確実に勝利することを狙う。

「今年は(クラブ創設)30周年で、必ずタイトルを獲得することをチームとしての目標に掲げています。天皇杯も必ず取りにいきたいという思いです」

 2016年度以来となる5大会ぶりの“日本一”を目指し、鹿島の新たな戦いが始まる。


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