5月18日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはリーグ戦4連勝中と好調を維持し、19日にはアウェーの地で北海道コンサドーレ札幌とのルヴァンカップ第6節を戦う。グループステージ最終戦を勝利で終えたいところだ。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「札幌は形のあるチーム」

 リーグ戦では5月9日の第13節FC東京戦から中2日での3連戦を強いられたが、見事に3連勝で乗り切り、順位を6位にまで浮上させた。「選手もスタッフも、目の前の試合に対して本当にいい準備をしてくれています。そのため、実際に(選手が)ピッチに立ったときに優位な時間をつくることができているのではないか」と相馬直樹監督は好調なチーム状態について言及する。特に2位の名古屋と3位の横浜FM(順位は対戦時)という上位陣を立て続けに撃破し、その強さを証明してみせた。

 リーグ戦は前節から1週間の間隔があるものの、19日にはルヴァンカップ第6節の札幌戦が控える。すでにプレーオフステージ進出を決めている両者の対戦となるが、相馬監督は「目の前にあるゲームを勝ちにいく。そのときにできることをすべて出していきます」と必勝態勢でアウェー戦に臨む。「札幌は形のあるチーム」と表現するだけに、「攻撃面と守備面の両方で、相手の形にならないようにしなければいけません」と勝利へのポイントについても話した。

「自分たちが今大事にしているものを出すために、相手に合わせる形にならないように。ただ、ゲームなのでやはり相手の時間になるときもあるでしょう。そうなってしまったときに耐えることもまた大事になります。連戦がずっと続いていて準備できる時間は少ないですが、やれることを(試合に向けての)残りの時間の中でやっていきたいと思っています」

 相馬監督の下で快進撃を続ける深紅のイレブンが、北の大地でも真価を発揮する。


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