浦和レッズの新戦力FW、キャスパー・ユンカーがデビュー戦となった5日の柏レイソル戦(ルヴァンカップGS第5節)で早速ゴールを挙げた。プレー時間は長くはなかったが、ノルウェーリーグ得点王&MVPの力を証明。今後の活躍を大いに期待させることとなった。

上写真=デビュー戦となった5日の柏戦でゴールを挙げた浦和のキャスパー・ユンカー(写真◎J.LEAGUE)

毎回、ゴールを決めたいと思っています 

 先月26日にチームに合流したばかりのデンマーク人FWキャスパー・ユンカーがいきなり、その力を示した。汰木康也のパスに合わせて抜群のタイミングで裏へ抜け出し、左足を一閃。ボックス左からゴール右にシュートを決めた。

「コウヤの素晴らしいパスでした。カウンターになれば、走るからと話していました。彼はボールを扱える選手なので、それを信じて走りました。自分の走りも良かったと思いますけど、非常に良いパスを出してくれた」

 身長は186センチと長身で、左利き。フィニッシャーとして大いに期待されていたが、昨季のノルウェーリーグ得点王&MVPに輝いた力を証明してみせた。スペースを見つける力、抜け出すタイミング、トラップからシュートに持っていくプレーとシュートそのものの精度。いずれも凡百のストライカーとは一味違うと思わせるものだった。

 印象的だったのは、試合が途切れるたびにチームメイトと動きを確認していた点だ。2トップを組む杉本健勇やパスの出し手と身振り手振りを交えて会話。向上心と研究熱心さもまた、このストライカーの武器かもしれない。

 デビュー戦は結局、58分でピッチを退くことになった。コンディションはまだまだ万全ではなく、シュートチャンス自体も限られる中で、シュート2本できっちり1ゴール。ストライカーとしての能力の高さは本物だろう。

「今日はワンチャンスで1ゴールを決めることができました。もちろん試合によってはより多くのチャンスがないと決めることが難しいこともあります。ただ気持ち的には毎回、ゴールを決めたい。常にとはいかなくても。結局ストライカーはチャンスを必要とする存在だと思います」

 チャンスが増えれば、当然ゴールも増える。つまりは連係が深まれば、必然的にネットを揺らす機会が増す。そんな自信が本人のコメントからも伝わってくる。

「浦和にはゴールを取るため、勝利を挙げるために来ました」

 所信表明にも嘘はない。ピッチに立てば、狙うはゴール。目指すは勝利。この日、上々のデビューを飾った浦和の新ストライカー、キャスパー・ユンカー。注目だ。


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