横浜F・マリノスの喜田拓也がJ1リーグ第11節・横浜FC戦(24日14時/@日産スタジアム)を前に、オンライン取材に応じた。ダービーマッチはクラブに関わる人たちの思いを背負って戦う特別なもの。キャプテンはその価値をしっかり得るために試合に臨むと語った。

上写真=横浜ダービーに向けて意気込みを語った喜田拓也(写真◎J.LEAGUE)

思いを背負ってピッチに立ち、勝つべき試合

 目下、チームはリーグ戦では8戦負けなし。その中で、喜田がケガから復帰した7節以降はその喜田が先発した試合すべてで勝ち切っている。8節のC大阪戦、10節の札幌戦、ルヴァンカップでもGS2節の広島戦で大勝を飾った(喜田の復帰戦/5-0)。しり上がりにチームが調子を上げてきたのも確かだが、キャプテンの復帰がチームにポジティブな効果をもたらしているのも確かだろう。

 次節、明日24日に対戦する相手は横浜FCだ。注目を集める横浜ダービーとなる。

「僕たちが一番大事にしているのは目の前の試合。相手がどこであっても、場所がどこであっても、勝ちにいくというのは変わらないですし、自分たちのサッカーを出していくチャレンジだというのも変わらないですが、クラブに関わる人の思いを考えれば、横浜ダービーということは大事な要素の一つ。そういう思いを乗せられるのもスポーツの一つの良さ。思いを背負ってピッチに立つべきだと思いますし、勝つべきだと思う」

 自分たちのサッカーをすること、そして全力で勝利を目指す姿勢が試合によって変わることはない。ただし、多くの人の特別な思いを背負ってピッチに立つのが横浜ダービーという舞台。そのこともキャプテンは十二分に理解している。

 相手は監督が代わったばかりだが、「印象は自分たちの中にありますが、(監督が交代して)選手の思いがピッチに確実に出てくると思います。パワーを持ってくると思う。ただ、それを受けるつもりはない。それ以上のパワーと勝利への気持ちを持って臨むつもり」と意気込みを語った。そして「お互いの良さを出し合っていい試合ができれば」とも。ダービーならではの熱い戦いした上で、勝利をつかむのが理想の形になる。

「自分たちのやるべきことをしっかり出して、ダービーの価値を得られるようにしたい」

 昨季最終節では相手のホームではあったものの、1-3で敗れた。今回はホームゲーム。負けるわけにはいかない。


This article is a sponsored article by
''.