3月26日、鹿島アントラーズのエヴェラウドが練習後のオンライン取材に応じた。翌27日には敵地でルヴァンカップのアビスパ福岡戦に臨む。J1ではここまで成績が振るわないが、このアウェー戦で勝利をつかみ、リーグ戦の復調につなげたいところだ。

上写真=3月26日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なうエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「今シーズンの目標は、ものすごく大きなもの」

 開幕から1勝1分け3敗と、今季の序盤もリーグ戦では苦しい戦いを余儀なくされている。昨季、18ゴールを挙げたブラジル人ストライカーも、いまだリーグ戦ではゴールを奪えていない。

「もちろん、自分の気持ちとしては早く点を決めて勝利に貢献したい」とエヴェラウドは語る。ただ、「それ以上に、やはりチームの結果を一番に求めている」と、まずはチームの勝利を欲している。

「コンディションは徐々に上がってきている」と話すエヴェラウドのゴールも、チームが勝利を挙げるためには必要となるだろう。昨季のリーグ戦で得点した16試合は無敗。今季も、公式戦初ゴールを決めたルヴァンカップ第1節の鳥栖戦では、チームも3-0と快勝している。

 次戦は3月27日に福岡とのルヴァンカップ第2節を戦う。福岡とは同17日のJ1第5節でも戦い、0-1で苦杯をなめさせられた。

「前回はJリーグで、今回はルヴァンカップという違う大会で対戦する形ですが、前回の対戦を踏まえると、今回はどうしても勝たなくてはいけないと思っています。前回よりも勝利への意欲は強いです」

 10日前には悔しさを味わった地で、エヴェラウドはリベンジに燃えている。チームとしてもルヴァンカップで2連勝を達成し、4月3日(浦和戦)に再開するリーグ戦での巻き返しにつなげたいところだろう。

「今シーズン、鹿島アントラーズとして掲げている目標は、ものすごく大きなもの。ここから(の試合)は落としてはいけないし、もう勝っていくことが必要です」

 最前線で深紅のイレブンを牽引するナンバー9は、チームとともに高みを目指していく。


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