日本代表に初選出された柏レイソルの江坂任が、メンバー入りの感想と明日21日の清水エスパルス戦へ向けた意気込みを語った。現在3連敗中とチーム状態は良くないが、代表活動前最後の試合に勝って初代表へ臨みたいと意欲を示した。

上写真=柏レイソルの10番を背負う江坂任(写真◎Getty Images)

技術が高いのは皆さんご存じでしょう?(ネルシーニョ監督)

 江坂は、3月25日に日韓戦、30日にモンゴル戦に臨む日本代表のメンバーに選出された。今回が代表初選出。昨季の活躍を考えれば、一度も代表経験がないのは意外に思えるが、本人は今回の招集について「びっくりした」という。

「小さい頃からの目標ではありましたけど、全然、現実的な感じではなかったので。ここ最近でちょっと現実味が出てきたというか。去年ぐらいからですね」

 昨シーズンはJ1で9ゴール10アシスト。リーグMVP&得点王に輝いたオルンガの活躍に隠れがちだが、オルンガが大活躍できたのは、前線でマークを分散し、サポートし、実際にアシストした江坂の働きによるところも大きい。

「アンダーカテゴリーの代表歴もないですし、学生時代に注目された選手でもなかった。地道に目の前のことを必死にやってきた結果、ここまで来れたので必死にやってきてよかったなと思います」

 現在、28歳。その道のりは長かったのかもしれないが、積み重ねた年月の分だけ、プレー精度も存在感も高まっている。ネルシーニョ監督は、江坂の代表選出を喜び、こんなエールを送った。

「彼のパーソナリティーは、厳しい戦いをこなしていく中で培われてきた。技術が非常に高いレベルにあることは皆さんがよくご存じでしょう。クリエイティビティがあってゲームビジョンも優れている。決定的なラストパスも出せますし、そういう部分が評価されて選出されたのだと思います。守備の部分での予測により磨きをかければ、今回限りの代表選出に留まらず、これから何度も代表に選ばれるようになると思います」

 本人は、自身の近年の成長について「ボールをもらう前の準備のところは一番、成長したと思います。受ける動きもそうですし、スペースを見つけるプレーも」と話し、今回の代表活動に向けては「他にもクオリティーのある選手が選ばれていますが、その選手に負けない武器を持っていると思います。そこには自信があります」と意気込みを語った。そして「自分が入ってスムーズにボールが回るようにしたい。(試合を)見ながら、自分はここで受けたいなというのもありましたし、ここで受ければという場面も自分の中では見えていた。そういうところができればと思っています」と、代表チームでプレーするイメージをすでに膨らませていた。

 明日21日には代表活動前最後の試合となる清水戦がある。柏は現在、3連敗中。「良い状況ではないですが、チームとしてもう1回まとまって、まずは目の前の試合で勝利を目指して頑張りたい」。江坂は柏の連敗を止め、代表活動へ向かうと誓った。


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