2月8日、鹿島アントラーズは宮崎キャンプ6日目のトレーニングを行なった。午前練習の後、オンライン取材に応じたのは荒木遼太郎。今シーズン、背番号を13に変更したアタッカーが、プロ2年目のシーズンへの思いを語った。

上写真=宮崎キャンプでのトレーニング中の荒木遼太郎(写真◎KASHIMA ANTLERS)

伝統の背番号を継承。「番号に恥じないようなプレーを」

 昨季は空いていた鹿島の背番号13の系譜に、今季は荒木遼太郎が名を刻む。かつては元日本代表FW柳沢敦らが背負った伝統の背番号。「言われたときはビックリしました。13番はゴールを決める(選手の)イメージが強い。良い意味でプレッシャーも少しあるので、気が引き締まる。番号に恥じないようなプレーをしたい」と、抱負を語った。

 昨年に続き、2度目の宮崎キャンプに臨む。ルーキーとして参加した1年前はトレーニングマッチでゴールを決めるなど、いきなり結果を残してアピールし、J1開幕戦での出場につなげた。「今年は2年目ということで、昨年よりは少し余裕ができました。自分に必要なものを吸収しながらトレーニングに励んでいます」と、充実した表情をのぞかせる。

 プロ2年目の今シーズン、「5ゴール5アシストはノルマ」と強く口にするように、チームの勝利のために結果を求めていく。「それを超えていけるようにやっていきたい」。深紅のエースナンバーを託されたアタッカーは、2021シーズンのさらなる飛躍を見据えている。


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