沖縄での2次キャンプを行なっている湘南ベルマーレのGK谷晃生が4日、オンラインでメディアの取材に応じた。ガンバ大阪から期限付き移籍し、2年目となるシーズンに向けて自身のテーマや意気込みを語った。

上写真=沖縄キャンプで開幕に向けてトレーニングを積む谷晃生(写真提供◎湘南ベルマーレ)

東口順昭との練習で得たものは多い

 昨季、ガンバ大阪から加入したGK谷晃生はレンタル移籍の期間を迷うことなく1年間延長し、湘南ベルマーレで2年目を迎えている。昨年7月に当時19歳でJ1デビューを果たすと、著しい成長を遂げた。リーグ戦25試合に出場し、安定したパフォーマンスを発揮。チームの成績が低迷し、失点こそ多くなったものの、長身を生かしたセービングは目を見張るものがあった。ただ、自己評価は厳しい。

「1年で見違えるような成長を見せることを目標を持って、湘南に来ました。試合に出場することはできましたが、自分の中では満足のいくシーズンではなかったです。僕自身のプレーよりもチームとして結果を残すことが大事。それを踏まえると、まだまだ課題は多いです」

 昨季の反省を踏まえた上で、2年目は試合の空気を変えるような存在になることを誓う。背番号は25番から責任ある1番へ変更。「こだわりはない」と話すものの、特別な番号という思いは持っている。

「チームを勝たせられるキーパーになっていきたいです」

 ガンバ大阪時代から試合の流れを変える守護神を間近で見てきた。日本代表GK東口順昭のセービングは、すべてが衝撃的だった。シュートブロック、クロスボールへの対応などは舌を巻くばかり。

「一緒に練習したことで得たものは多いです」

 今季は湘南のために全力を尽くすつもりだ。各年代別日本代表に名を連ね、東京五輪の世代でもあるが、クラブの勝利に貢献することを優先に考えている。

「まずは湘南のためにプレーしたいです。ひとつでも上の順位を目指します。ノルマはJ1残留。連敗しないことが大事だと思っています」

 弱冠20歳。チームとともにまだまだ成長していく。


This article is a sponsored article by
''.